曖昧ソースの髙木さん

山形大学iFront6期生

山形大学VR部 (仮称) 設立のお知らせ(主に補足)

無事大学院に入学しました。髙木です。

 

タイトルの通り、山形大学でVR技術を扱うサークル的なのを作ろうとしています。

 

概要を説明する動画を作成していますので、まだの方は目を通していただければ幸いです。(VRのポテンシャルは動画のほうが伝わりやすい、拡散してもらいやすい等の理由で動画にしてます)

 

youtu.be

 

 

ここでは、動画内で端折った、設立の経緯やこれからの構想などを書いていきたいと思います。動画を見て興味が湧いた人向けに書くので、多少ディープな話になるのはご了承ください。

 

目次

  • VRに興味をもった理由
  • なぜVR部を設立しようと思ったのか
  • 活動指針
  • 募集要項

 

VRに興味をもった理由

 

VRに興味をもった理由をいろいろ考えたのですが、いちばん大きいのは、「VRChatというコンテンツに魅力を感じたから」だと思います。これまでもVR散歩とか、VRホラゲーとかの存在は知っていたのですが、そのどれもVRでなければいけない理由はなかったんですね(そもそも私、あまりゲームやらないですし)。でも、VRChatは、ゲームの枠を超えて、実際のインタビューとか、打ち合わせに使われていたり、有名人や海外の人との交流が気軽にできたりとかします。

 

これぞキラーコンテンツ

 

って感動しました。

自由度が圧倒的ですからね。

 

自分で欲しいと思った家具を配置したりはもちろん、モニターを9画面設置して仕事したり、ビデオミキサーとカメラ4台とクロマキー設備で生放送スタジオを作ったりと、現実世界では手が出ないような環境を手に入れられるわけです。10万円台の初期投資だけで!

 

まあ、実際はその初期投資がキツかったり、技術的に難しいところで躓いてしまったりと、なかなか理想どおりにはいかないのですが。

 

幸いにもこの「死の谷」を乗り越えられた私は、VRの桃源郷にたどり着くことができました。あとは分からないところはVRチャット内でアドバイスをもらったり、コツコツ初期投資を回収していけばいいわけです。モニター買う必要がなくなったり、物欲を3Dオブジェクトで満たしたりといった意味でも、技術力を伸ばしたり知識を蓄えたりといった意味でも。

 

このあたりの経験から、「VRを楽しむうえで制約になる問題のいくつかは、大学のサークルを設立すると解決できるのでは?」という考えに至ったわけです。

 

なぜVR部を設立しようと思ったのか

VRはその特性上、一度体験しさえすればそのポテンシャルや面白さが伝わるものの、なかなかそういった機会に恵まれていません(特に地方)。わたしも偶然東京に出たタイミングでなんとなく秋葉原に寄ってVIVEの体験をしてこなければ、購入の踏ん切りがつかなかったかもしれません。こういった最新技術に触れる機会の少なさが、回り回って東京と地方の格差につながっているのではないか、という問題提起も言い過ぎではないでしょう。

東京と地方の情報格差を埋めるには、距離の制約を超えるしかありません。そして、それを解消できる唯一現実的な手段がVRです。金銭的、時間的コストを超越して、どこにいても対面コミュニケーションやカンファレンスへの参加、商談などが可能になるのです。

ただし、これもVR機器があまねく全国に普及しなければならないという、卵が先か鶏が先か問題があります。革新的なVR体験をしないとそのポテンシャルに気づけないのに、その体験ができる場所が無い。これでは地方はまた東京に遅れを取ってしまいます。逆に、この問題さえ乗り切ってしまえば、我々人類は有史以来はじめて場所による制約から開放され、地方にいながら対面でのみやり取りされる大都市の情報ソースにアクセスすることができる。

ワクワクしませんか。

このムーブメントを担うのは、やはりデジタルネイティブの大学生やそれに近い若者でしょう。幸いにして、山形には2万人の学生がいます。東北で2番目に大きい工学部が米沢にあります。

VR体験会や3Dモデル作成講座など、私一人で行うには限界があります。継続性もありません。やはりここは、私が言い出しっぺになって、VR技術のアンバサダー(大使)になる人材を排出するような団体を作るしかない!

という謎の使命感に駆られて、山形大学VR部 (仮称) を作るという結論に至ったわけです。

 

活動指針

まずはメンバー集めです。新入生にはたくさん入って欲しいですね。山形大学は2年生以降キャンパスがばらばらになってしまうので、1年生のうちに友達になった他学部の学生と2年目以降もVR上で交流できるようになるのが理想です。

VR体験会は4月中に開きたいです。たぶんVR機器を持っている新入生は少ないので、私が持っているもので遊んでもらうのが最初でしょう。そこからモデル作成ワークショップとか、体験イベント開催の年間計画を立てていくかんじになると思います。

山形大学では公式サークルにならないと文化祭への参加とかに制約があるのですが、そこは考えてあります。私が所属するサークルで活動頻度が減っているところがあるので、そこのいち部門として合併しちゃう案がWin-Winでは?という話になってます。

とにもかくにも、メンバーが集まらないことには詳細をつめられないので、興味のある人はまずは声をかけてください。仮に山大生ゼロで芸工大生20人とかなったら、芸工大のサークルになるかもしれませんしね。

メンバーがやりたいことがあればプロジェクトリーダー的な立場で主導していただいて構いません。引き抜きもOKです。

私が主導しての活動は金曜夜〜日曜夕方くらいを予定しています。

 

募集要項

特にありません。山形大学VR部 (仮称) は概念です。ただし、諸々のリアル社会の制約により、私が出向いていろいろできるのは山形大学小白川キャンパス・飯田キャンパス・米沢キャンパス・東北芸術工科大学東北文教大学あたりに限られます。日本語ネイティブ、英語ビギナーでの対応が可能です。

質問などあれば私のツイッター、質問箱、YouTubeのコメント欄等からお願いします。まあ、連絡がつけば何でもOKです。

参加したい人がいればLINEグループにぶち込んで行きますので、私のLINE IDを受け取れるアドレスなりあなたのIDなりを送ってください!